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LiTimeリチウムイオンバッテリーを機械オンチの私が使ってみた【車中泊・災害時にも安心】

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

こんにちは、りょうです!

今回は、LiTime 12V100Ah mini リン酸鉄リチウムイオンバッテリーについて解説したいと思います。

実際に使用してみた感想や、以前掲載したJackery ポータブル電源との比較も示していますので、車中泊やアウトドアを楽しむためのアイテムとして検討してみてください。

この記事は次のような人におすすめ!
  • LiTime 12V100Ah mini リン酸鉄リチウムイオンバッテリーについて知りたい
  • LiTime リン酸鉄リチウムイオンバッテリーとポータブル電源との違いを知りたい
  • LiTime 12V100Ah mini リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの活用方法を知りたい

この記事を読めば、車中泊や災害時でも慌てず、快適な電気生活が送れるようになります。

それでは解説していきます!

商品紹介

主な特徴

  • LiTime 12V100Ah miniは、従来の小型バッテリーであるLiTime 12V100Aをさらに小型化・軽量化したモデルです。
  • フル充電で単三アルカリ乾電池500本分ほどの電力を貯められます。
  • 4000回以上の充電が可能で、耐久性が抜群。5年保証あり。
  • バッテリーマネジメントシステムを搭載し、自動でバッテリーの状態を監視、調整。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーとは

リチウムイオンバッテリー(繰り返し使える電池)の一種です。

原材料にリン酸鉄リチウムイオンを採用することで

  • 毒性が少ない(人体・環境にも優しい)
  • 発火や爆発のリスクが非常に低い
  • 長寿命で何度でも繰り返し使える(コスパが高い)
  • 出力が安定している

など、多くのメリットがあります。

ここがスゴイ!

小さくてもスタミナがある

LiTime 12V100Ah miniの最大継続出力電力は1280Whです。

これは、1時間にわたって最大1280Wの電力を供給できることを意味しています。

ただし、使用するインバーターや電化製品の変換効率により実際の値は変化します。

繋いだらより大きな電力が使える

LiTime 12V100Ah miniは、複数個を繋いで使用することも可能。

最大16個、20.48kWhまで電力を拡張できます。

  • キャンピングカーのサブバッテリー
  • 災害に遭ったときの非常用電源

など、目的に応じて自由にカスタマイズできるのは魅力ですね。

1000Wまでの電化製品なら安定して使用できる

LiTime 12V100Ah miniは、専用インバーターによる電力供給を推奨しており、このインバーターを介せば1000Wまでの家電製品がほぼ問題なく使用できます。

使用できる電化製品の一例

スマートフォン、パソコン、デジカメなどの充電、電気スタンド、扇風機、ヘアアイロン、小型冷蔵庫、電気毛布、加湿器、コーヒーメーカーなど(参考サイト

少し気になる点

バッテリーだけでは使えない

当たり前かもしれませんが、バッテリーは電力をためる大きな電池みたいなもの。

したがって、使用するには充電器とインバーターが必要になります。

ケーブルの接続作業があるので、面倒に感じたり、最初は戸惑ったりするかもしれません。

ただ、私のような素人でも問題なく接続できたことを報告します ▶ 実際に接続してみた

トータルのコストがかかる

LiTime 12V100Ah miniを使うには、充電器とインバーターを別に準備する必要があります。

購入する際はトータルコストの確認を忘れずに。

セット割引き

LiTime 12V100Ah miniは付属品とのセット買いができ(楽天市場のみ)、割引価格にて提供されています。

👆この3点セットを買えばすぐに使える!

時期によっては公式ショップでバラで買った方が安くなる時もあるので、トータルコストを比較してみましょう。

説明書が不安!?

翻訳ミスなのか?タイプミスなのか?

LiTime 12V100Ah miniの取扱説明書を読んでいると、たまに日本語がおかしい場所があり、少し心配になるかもしれません。

製造元が中華系企業(@香港)であるため、翻訳がスムーズではない……のかも?

日本語サポートで安心

LiTime公式サイトには、チャットで質問すれば24時間以内に答えてくれる便利な日本語サポートがあります。

もし不安に感じたら、すぐに質問してみるのがおすすめです!

機械オンチの私でも使えるのか!

機械に詳しくない40代の事務職(私)でも問題なく使えるのか検証してみました。

LiTimeのバッテリー、インバーター、充電器の3点セット
バッテリー、インバーター、充電器の3点セット

充電器の接続

バッテリーに充電器を接続します。

+は赤色、-は黒色なので間違えないように、慎重に。

バッテリーと充電器を接続
ドライバーが必要です

充電器を家庭用のコンセントにつなぎます。

ファンが回り始めました!
(赤ランプがつきます)

リチウムイオンバッテリーを充電中
充電中は赤点灯
リチウムイオンバッテリーの充電が完了
フル充電で緑点灯

充電中の音は少し大きめ(?)かも👇

👆この充電器(LiTime 14.6V20A充電器)を使った場合、LiTime 12V100Ah miniをゼロからフル充電にするには約5時間かかります。

ただ、初回使用時は既に少し充電されていたのか、3時間くらいでフル充電になりました。

充電が完了するとランプが緑色に変わります。

太陽光 / 車の走行充電も可能

LiTime 12V100Ah miniは、ソーラーパネル充電車の走行充電も可能。ただ、どちらも電気の知識が無いと配線はできないですね😢

私のような素人には”ちんぷんかんぷん”😣

インバーターの接続

充電後は、充電器を取り外してインバーターとの接続を行います。

バッテリーとインバーターを接続する
レンチでしっかりと締める

インバーターを接続する際は、スイッチがOFFになっていることを確認しましょう。

インバーターって?

インバーターは、バッテリーに蓄えた電気を一般家庭用コンセントに流れている電気に変換してくれる機械です。

接続はそんなに難しくない

でも油断は禁物!

LiTime公式サイトより

接続自体はそこまで難しくありませんでしたが、インバーターと接続する瞬間に通電し、わずかに火花が出ます(写真ほどは出ませんでしたが、参考まで)。

▶ 安全のためにも絶縁用手袋を装着するようにしましょう。

私はキッチン用ゴム手袋を装着した状態で接続しました (^^ゞ

使用開始!

実際に近くの河原へ行って、ミニキャンプしてきました。

電気ポットでお湯を沸かし、カップ麺やコーヒーを味わいました。

お湯が普通に沸いて、カップ麺をちゃんと作れました。

河原で作ったカップヌードル

下👇の動画のとおり、消費電力は900Wあたりで推移しており、モーターがフル回転していました。ですから、沸騰させている間はモーター音が少々気になりました。

他にもいろいろ試してみました。

結果電化製品
問題なく使用可ミニヘアアイロン(20W)
扇風機(45W)、空気清浄機(45W)
セラミックファンヒーター(1050W)
👆実際は860W程度で推移し、動作が安定
条件付きで使用可ドライヤー(1200W)
冷風しか出なかった
使用不可オーブントースター(1270W)
アラジン・グラファイトトースター

感想

  • 消費電力の低いものであれば、モーター音はほとんど聞こえませんでした
  • 消費電力の大きい家電を使用してしまった場合でも、警報音が大きく鳴るので異変に気づけます
    → すぐに電化製品のスイッチをOFFにすれば問題なし
  • 使用時、バッテリー・充電器・インバーターのいずれも予想より熱くなりませんでした(ほんのり温かいくらい)
  • インバーター出力はACコンセントが2口のシンプル設計
    → USB機器を使用する場合はACアダプターの準備が必要

そして何より、車中泊(アウトドア)でも暖をとれるのは本当にありがたい!

ポータブル電源との共通点 / 相違点

比較表

LiTime 12V100Ah miniと、私のブログで以前紹介したJackeryポータブル電源との比較表を示します。

LiTime 12V100Ah miniJackery 708モデル
サイズ (mm)260×133×227.5299.7×191.5×190.5
重量 (kg)約8.6(バッテリー)
約0.94(10A充電器)
約3.0(インバーター)
合計 12.4
約6.8
容量100Ah / 1280Wh191Ah / 708Wh
充電方法ACコンセント/
太陽光/走行充電
ACコンセント/
太陽光/走行充電
BMS※
定格出力 (W)1000500
出力ACコンセント 2口
(1000Wインバーター)
純正弦波
ACコンセント 2口/
シガーソケット/USB 3口
純正弦波
本体のみで稼働
電力の拡充
サイクル回数4000500
保証 (年)52+延長保証1
※ BMS👉バッテリーマネジメントシステムのこと

共通点

  • バッテリーマネジメントシステム搭載
  • 純正弦波による安定した電力の供給
  • ACコンセント、太陽光、走行充電による充電に対応

どちらも安全性と耐久性に優れた質の高い製品であることが分かります。

相違点

  • LiTime 12V100Ah miniは単体では使用できない

充電器とインバーターを一緒に買う必要があります。

一方、ポータブル電源は1台で充電から電力供給まで全てまかなえます。

  • LiTime 12V100Ah miniは充電器とインバーターを合わせると10kg越え

Jackeryポータブル電源(708モデル)の方が軽くてコンパクトです。

  • LiTime 12V100Ah miniはバッテリー同士を繋げて電力の拡充ができる

2つ繋げれば、ホットプレートやトースター、ドライヤーも使えるように!

一方、ポータブル電源の場合は、上位機種を新たに買い直す必要があります。

どちらを選べば良い?

私なりに考えた結果、結論は以下のようになりました!

LiTime 12V100Ah miniがおすすめな人

  • 長期的に安定した電力を使用したい人
  • 将来、電力の拡充を検討している人
  • 1000W程度の家電を安定的に使用したい人

車中泊で暖をとるならこちら👆をオススメします!

ポータブル電源がおすすめな人

  • 気軽に持ち運びして電力を使いたい人
  • 購入したらすぐに使いたい人
    (電気機器の接続が不安な人)
  • 500W程度の使用量でも問題ない人

電子デバイスの充電目的に使うなら、軽量でコンパクトなこちらがオススメです!

LiTime 12V100Ah miniの購入方法

Amazonや楽天などでも購入できますが、頻繁にセールやキャンペーンを展開している公式ショップでの購入がオススメです。

注文後1~3営業日で発送されます。
送料は無料です。

これに対応した充電器はこちら👇

Q. 充電器は14.6V20A充電器のほかにも同10A充電器、同40A充電器の3種類が売られています。どれを買ったら良いのでしょう?

まずは結論から。

  • 一般的な使い方であれば👉14.6V20A充電器
  • 価格重視で充電時間が長くても気にならない場合👉14.6V10A充電器
  • 急速充電が必要な場合👉14.6V40A充電器

LiTime 12V100Ah miniの推奨充電電流は20Aなので、20Aで充電するのが最適です(バッテリーに無理なく効率的な充電)。

ただ、充電電流が大きいほど充電時間が短縮されますので、使用頻度が高く、短時間で充電する必要がある場合は40AでもOK。

例:バッテリー容量100Ahを充電するとき

  • 10A充電器:100Ah ÷ 10A = 約10時間
  • 20A充電器:100Ah ÷ 20A = 約5時間
  • 40A充電器:100Ah ÷ 40A = 約2.5時間

アンペア数とともに充電器の値段が上がりますから、予算と相談して決めてください。

——— 充電器の選び方ここまで ———

インバーターはこちら👇

いずれにせよ、バッテリー本体、充電器、インバーターの3点セットが必要です。

Q&Aセクション

2000Wのインバーターを使用したいのだけど、LiTime 12V100Ah miniで対応できる?
2000Wのインバーターを使うには、LiTime 12V100Ah mini 1つでは足りません。同じバッテリーを2つ繋げて、パワーを増やせば使えるようになります。または、もっと大きなバッテリー(12V 200Ah規格を使う方法もあります。
保管方法を教えて欲しい
-10℃~50℃の範囲内で保管しましょう。LiTime 12V100Ah miniには低温保護機能がないので、もし寒い場所で使ったり保管したりするなら、ヒーター付きの商品を選ぶと安心です。
👉 ヒーター付きリチウムバッテリー
使用しなくなったバッテリーの処分方法を教えて欲しい
不要になったバッテリーを無料回収してくれるサービスがあります。
※国内のLiTimeバッテリーが対象
※送料はユーザー負担
低温に弱いバッテリー

充電時のリスク

0℃以下で充電を行うと、リチウム金属が析出してバッテリー内部にダメージを与える可能性があります。これにより、性能が低下し、最悪の場合、バッテリーが故障します。

放電能力の低下

低温では化学反応が鈍くなり、電力を十分に供給できなくなります。たとえば、寒い日にスマートフォンのバッテリーがすぐ減るのも同じ理由です。

LiTimeについて

リチウムイオン電池会社の一ブランド

LiTimeのブランドロゴ
香港の会社の一ブランド

LiTimeは、2018年に設立されたリン酸鉄リチウムイオンバッテリーをメインに取り扱う香港の会社(Starrysea Co., Limited)の一ブランドです。

以前はampere timeというブランド名でしたが、リニューアルしてLiTimeになりました。

LiTimeの主力商品であるリン酸鉄リチウムイオン(LiFePO4)バッテリーは

  • 安全性の高さ
  • 品質の良さ
  • 迅速なサポート体制
    (24時間以内対応)

などが評価され、日本だけではなく、アメリカやドイツでもシェアを拡大し、世界中のユーザーに支持されています。

製品ラインナップ

主力商品であるバッテリーは、電圧ごとにカテゴリー分けされています👇

ほかにも加熱式バッテリーやBluetooth対応など、顧客のあらゆるニーズに対応した商品が提供されています。

また、充電器やインバーター、アクセサリーも豊富に取りそろえていますので、組み合わせ次第では「公共の電力に頼らない生活(オフグリッド生活)」を楽しめます。

まとめ

この記事では、LiTimeのリン酸鉄リチウムイオンバッテリー [12V100Ah mini ] について解説しました。

まず伝えたいことは、機械オンチの私でも問題なく使えたという事実(朗報😊)。

それ以外の記事の要点をまとめますと、以下のようになります👇

この記事のポイント
  • LiTime 12V100Ah miniは、小型でもスタミナがあるバッテリーで、バッテリー同士を繋ぐことで電力の拡充も可能
  • インバーターを接続すれば、1000 Wまでの電力が安定して使える
  • 車中泊での電源環境を充実させたい人はLiTime 12V100Ah mini、気軽に電力を使いたい人はJackery708がおすすめ
  • LiTimeは、リチウムイオンバッテリーとその関連商品を手がける中華系企業の一ブランド
  • 商品購入はLiTime公式オンラインショップからがお得

様々な用途に応じて自由にカスタマイズできるLiTime 12V100Ah mini。

車中泊はもとより、突然くる災害の時でも慌てずに電気のある生活が送れるよう、前もって準備しておきましょう。

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