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防災士が教える!運転中に地震が発生した際のベストアクション

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こんにちは、りょうです!

道の駅は、旅の途中に休憩しながら地域の魅力を味わえる素敵な場所ですよね。ドライブやツーリングで道の駅を巡って旅をするのも楽しいものです。

しかし、突然の地震が楽しい時間を一変させることも

大きな揺れが起きた瞬間、驚きや不安で一瞬どう行動すべきか迷うこともあるかもしれません。しかし、そんな状況でも落ち着いて冷静に対応することこそが命を守るカギとなります。

そこで今回は、防災士の資格を持つ しゃむ子さん に、「運転中に大地震がきたらどうしたら良いのか」教えてもらいました。

この記事は次のような人におすすめ!
  • 西日本の太平洋側を走る予定がある
  • 運転中に地震が発生した際にとるべき行動を知りたい
  • 安全を確保するための具体的な方法が知りたい

ぜひ、今後のドライブやツーリングのお守りとして覚えておいてください。

運転中に地震、そのときどうする?

地震はいつどこで発生するか予測できません。車等を運転中に地震が発生することも、日頃から想定しておく必要があります。

対処の方法を誤ると思わぬ事故につながりかねませんので、あらかじめ確認しておきましょう。

ポイントは次の2点です。バイクでも基本的な行動は同じです。

  • ゆっくり減速、道路の左側に寄せて停車
  • ラジオ等で情報収集

ゆっくり減速、道路の左側に寄せて停車

運転中は地震に気付きにくいものです。気象庁によれば、運転中では震度4の揺れで気付く人が出てくるといい、タイヤがパンクしたときのようにハンドルを取られます。また、看板や電線が大きく揺れますので、それで異常を察知できるかもしれません。

運転中に地震を感じたら、まず落ち着いてハンドルをしっかりと握り、ハザードランプを点滅させながらゆっくりと減速しましょう。急ブレーキや急ハンドルは大変危険です。

トンネルや橋を走行中であった場合は、できるだけ通過します。

その後、周囲の状況や前後の車の状況を確認しながら車を左に寄せ、安全な所に停車します。

ラジオ等で情報収集

ラジオやテレビ、スマホなどで、災害の発生状況や交通情報を確認し、安全かどうか十分に検討してください。

ただし、海沿いを走行していたときなど津波の危険がひっ迫している場合はカーナビなどで現在地を把握し、避難場所を確認したうえですばやく避難行動を開始してください。

津波から逃げる

地震が発生した時には、津波に警戒が必要です。

特に海や河口の近くを運転中に地震が発生したら、まず避難です。震源が陸地に近いと、警報や注意報が出る前に津波が到達することがありますので、すぐに避難を開始してください。

津波からの避難の鉄則は「遠い所より高い所へ」です。覚えておきましょう。

地震で道路に起きる異常

大きな地震が発生したとき、道路状況が大きく変わっている可能性があります。具体的には以下のような状況になり、走行が困難または不能になっているかもしれません。

  •  路面の亀裂や陥没
  •  法面(のりめん)の崩落、土砂災害
  •  落橋
  •  電柱や建物等の倒壊による障害物
  •  トンネルの天井や壁の剥がれ
  •  液状化現象の発生

かろうじて走行できそうだと思っても、例えば停電によって信号機が止まっているために交通の混乱が生じている可能性がありますし、夜間など視界が悪いときは道路の異常に気付きにくいです。

地震発生後にやむを得ず車等を運転する場合には、細心の注意を払って落ち着いて運転することが重要です。

避難の方法

津波から逃げなければならないが、避難場所が遠い、高齢者や障がい者など要支援者がいる、などやむを得ない場合は車等での避難も考えられますが、原則は徒歩での避難です。

無理に車等で避難しようとして渋滞に巻き込まれ、津波から逃げ切れなくなる可能性があるからです。渋滞が起きれば緊急車両の妨げにもなりますので、できる限り車等を置いて避難する決断をしましょう。

愛車が心配という気持ちも理解できますが、命を守る行動が最優先です。

車等を置いて避難するときは、道路の左端かできるだけ道路外に駐車し、次の点に注意して避難を開始してください。

  • ドアはロックせずカギは置いておく
  • 窓はすべて閉めておく
  • 連絡先がわかるものを置いておく
  • 貴重品と車検証は持って避難する

ドアはロックせずカギは置いておく

緊急車両が通行する際、通行の妨げになる車は移動させる必要があるためです。カギは車内のわかりやすい場所に置いておきましょう。

窓はすべて閉めておく

近くで火災が発生した場合に、車内への引火を防ぐため(延焼防止)です。

連絡先がわかるものを置いておく

車等が移動された場合などに警察や消防から連絡がありますので、電話番号・氏名を書いたものを車内のわかりやすい場所に置いておきましょう。

貴重品と車検証は持って避難する

貴重品は必ず持って避難しましょう。忘れがちなのは車検証です。車検証を持ち出していれば、万が一車が盗難にあっても転売を防ぐことができます。

避難場所を確認しておく

出かけた先で災害に見舞われたとき、どこが安全な場所なのか判断するのは至難の業。そのときに頼りとしたいのが、各自治体のハザードマップや国土地理院が公表している指定緊急避難場所データです。

これらはネット上で公表されていますので、スマホで簡単に調べることができます👇

災害時には焦りや混乱もありますので、事前にブックマークしておいて操作に慣れておくのがベストです。

国土地理院の指定緊急避難所データ(スマホ画面)
国土地理院の指定緊急避難所データ

👆上の画像は、道の駅最寄りの津波に対応した避難場所の検索例です。スマホではこのように表示されます

「0次の備え」を

外出中に災害が発生したときに、避難場所まで安全に移動したり被災地で数時間~一晩を過ごすための備えを「0次の備え」といいます。

普段持ち歩くものにプラスして、必要最低限の防災グッズも持ち歩こうという考え方です(ちなみに「1次」は避難所に持ち出すもの、「2次」は自宅等の備蓄です)。

最近では「防災ポーチ」や「防災ボトル」を作って持ち歩いているという方も増えています。

運転中に地震が発生し、避難しなければならなくなるときが来るかもしれません。ドライブやツーリングのお供に、みなさんも0次の備えとして防災グッズを揃えてみてはいかがでしょうか。

セットで販売されているものもありますが、自分の好みや状況に合わせてカスタマイズするのがおすすめです。

私の防災ポーチの中身を公開しますので、ぜひ参考にしてみてください。

防災ポーチの中身
  • モバイルバッテリー
     ≪スマホは大切な情報源≫
  • ②小型ライト ≪夜間の光源≫
  • ③コンパクトレインポンチョ
     ≪雨風を防ぐ≫
  • ④除菌ウェットシート ≪感染症対策≫
  • ⑤現金(10円玉を含む)
     ≪停電時の買い物や公衆電話に≫
  • ⑥アルミブランケット
     ≪防寒、防風、目隠しにも≫
  • 非常食 ≪高カロリーなものがよい≫
  • 携帯トイレ
     ≪トイレが使えなかったら困る≫
  • ⑨ポケットティッシュ
     ≪一応水に流せるものを≫
  • ⑩耐切創手袋
     ≪がれきやガラスなどの撤去時に≫
  • ⑪マスク ≪感染症防止&防塵≫
  • 圧縮タオル ≪体の水気を取るときなど≫

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